青色申告の提出に必要な書類は「青色決算書(損益計算書・貸借対照表)」と「確定申告書B」です。
青色決算書(損益計算書・貸借対照表) |
確定申告書B |
まずは、freeeで下記の4項目を完了させます。
・昨年の取引をすべて完了させる
・昨年から事業を始めた方は、開始残高を設定する(起業時の事業資金)
・固定資産を登録する(持ち家/10万円を超えるパソコン・ソフトウェア等)
・家事按分を設定する(私用と事業の両方で使っているもの)
この4項目を記入すれば事業に関する記入は完了です。
「青色決算書(損益計算書・貸借対照表)」の各項目に自動で記載してくれます。
次に「確定申告書B」を完成させるために下記のものを準備する必要があります。
各種控除を受けるために必要なものです。
・社会保険(年金・健康保険 等)の支払い証明書
・生命保険料控除証明書
・支払調書:企業が税金を源泉徴収したことを証明する書類(報酬を受け取った企業から1月くらいに送られてくる)
・(昨年から個人事業主なった方)給与所得の源泉徴収票 (以前に勤めていた会社の源泉徴収票が必要です)
・(持ち家がある方)給与所得者の住宅借入金等特別控除申請書(住宅ローン控除をするための書類)
「確定申告書B」の作成については、『freee』と『国税局の確定申告ページ』 両方で試してみました。
比較してみると『国税局の確定申告ページ』で作成した方が分かりやすい。
実際、税務署で確定申告書を作る場合もこのサイトで作ることになります。
老若男女を対象に作られているので、記入例や項目の説明がたくさんあります。説明文は、お決まりの堅く難しい書き方をしていますが…。
指示に従って、記帳していけば漏れなく項目を埋めることができると思いますし、一気に全てを完成させなくても途中データを保存することも可能です。
さらに記帳が完了するとPDFをダウンロードするのですが、「提出書類等のチェックシート」も作成されます。
このシートには、提出に必要な書類のリスト・提出方法・納付方法・管轄の税務署の住所が記載されており、役立つシートになっています。
あとは、確定申告書類一式を税務署に提出すれば完了です。
直接持っていってもいいですし郵送も可能です。
私は、少し前に確定申告を終わらせました。
提出方法は、自宅で出力した申告書一式と添付書類を税務署に持ち込む方法です。
所要時間は5分!あいまいな箇所の質問を3つほどして、あとは税務署の方が書類が揃っているかを確認して終了。
何か拍子抜けです。細かなチェックは後日行って、もし不備があれば連絡があるそうです。
これで「初めての確定申告」は終了です。5回に渡り読んでくださりありがとうございます。
今回の投稿をするにあたり、私の認識が間違っていないか色々なサイトを調べながら進めてきました。
私も初めての確定申告です。分からないことだらけでした。分かっていると思っていたこともみなさんに分かりやすく説明できない。ということは、しっかり理解はできていなかったんだと思います。
今回の投稿が私と同じように個人事業主として初めて確定申告をする方に少しでも役立つものになれば幸いです。